ドゥルゥゥゥゥ…、ドゥルゥゥゥゥ--- 爆音が身体全体に響き渡り、感情が一気に高ぶる。 もう何も考えるのは止めよう。 まずは目の前にいる敵をぶっ潰しに行く事が先決だ--- 一気にアクセルを踏むと強風が俺を襲ってくる。 血が漲るのを感じ、唇をペロリと舐めた。 はやる気持ちがそうさせたのか、抑えていた感情の高ぶりが一気に開放され瞳の色が変わったのを感じた。 【金獅子SIDE END】