俺はこれから一週間、生徒会の仕事を昼夜問わず片付けなくちゃいけねぇんだった。 それどころじゃなかったと思わず頭を抱えた。 しょうがねぇ、良牙に電話で綾香に忠告してもらうか。 頭の中で色々と考えている内に白虎から声がかかり、自分の思考を一端停止させる。 「…俺達の事はこれ以上関わるな」 「俺は綾香の事が知りたいだけで『関わるな』」 しつこく食い下がる白虎に言い放ちバイクに跨った。