「「あー、金獅子。やっぱり来た~」」 「待ってましたよ。ご自宅のお仕事は宜しいのですか?」 「まぁな。…生徒会は忙しかったか?」 時雨の隣に腰を下ろし視線を向けるとまぁね、とゲンナリした顔をしながら目の前のグラスを口に含む。 その様子から忙しかったんだと理解でき、口角を上げながら顎で白虎を指した。 「あぁ…、一週間程前からずっとあんな感じなんですが多分生徒会とは関係ないと思います」 「ふーん…」