「ゴホゴホ…」 何とか酸素を取り入れようとするが咳が出て、中々呼吸が思うようにいかずマジで苦しい。 それでも俺はヤツから目を逸らさず、咳き込みながらも睨み付けた。 綾香はお前のもんだ? ふざけんなッ! 「苦しいくせに睨みつける元気だけはあるんだな。…褒めてやろう」 「お前に褒められたって嬉しく…、ねぇんだよッ!」 フラリと立ち上がりると桐生せんぱ…、いや桐生のヤローはムカつくほどの笑みを俺に向け……… 「………ッ?!その眼」 俺はある一点を見つめ、驚愕に目を見開いた。