呼吸が出来ねぇ…、
コイツ、本気で俺の首を絞めやがる---
ギリギリと首を締め付けられ呼吸の全く出来なくなった俺は、情けなくも口をパクパクと開け何とか酸素を身体の中へと取り入れようとした。
しかし思うように空気を取り入れる事が出来なくて一瞬、パニックに陥りそうになる。
それでも目の前にいる奴の思い通りになるのが悔しくて、渾身の力を込めて睨みつけてやった。
そんな俺の態度をどう捕らえたのか、桐生先輩は俺を見て口端を上げる。
やべぇ…、
力が抜けそうだ---
「お前は俺には勝てない」
「……ッ!」
俺の喉を掴んでいたその手が勢いよく振り上げられ、再度投げ飛ばされた俺はテーブルに背中を打ちつけた。
イッテェ---



