「私を襲った人達全員、退学になったって聞いたんだけど」
「あぁ…。情報早いな」
綾香の暗闇色の瞳がキラリと光ったのを見ながら、俺はうっすらと微笑む。
それにしても情報が早すぎだ。
何故だ?
今日、生徒会で処理したばかりなのに---
誰かが綾香にチクッたのか?
…と考えたところで大方、退学となった生徒の友人辺りが綾香に詰め寄った時にでも言ったのだろう…と行き着いた。
という事は、今度はそいつらに手を出されたか?
そう思い綾香の顔を見たが、特に傷ついた部分はないな…と思っていたところで綾香に睨まれた。
「たかがあんな事で退学にするなんておかしいと思う。…取り消して」



