「で?」 隣に座っている綾香に話しを促すと、真剣な眼差しの綾香の瞳が強い意思を持って俺を見据える。 ってあれ? 黒い瞳だ…。 …って事は、紅色の瞳はコンタクトだったのか? 深い暗闇色の綾香の瞳を覗き込みながらふとそう思った。 まぁ普通に考えて、紅色の瞳なんていないよな? 自己完結しながら、目の前の瞳をジッと見つめる。 紅色の瞳も綺麗だったがこの深い暗闇の中に引きずり込まれそうな瞳も、綺麗で魅了されるなぁ…とボンヤリそう思った。