「まぁ、座れば?」
お願い?
その為にわざわざ外から六階に来ると言う事は、相当な願いなのだろう---
取り合えず隣に座るよう促す。
一つ頷いた綾香はすんなりと、俺の座っている三人がけソファーへ座った。
テーブルの上に乗っけていた足を組み、真剣な顔をした綾香と視線が合わさる。
「突然、忍び込むようなマネをしてしまってすみませんでした」
「それは別にいいけどさ…。それよりどんな話しなんだよ?」
だんだんと気持ちも落ち着いて来たと同時に綾香と部屋で二人っきりだと理解した瞬間、思わず口角が上がってしまった。



