【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



あまりに驚いて、身体も呼吸も止まってしまった。


カーテンからのっそりと何かが現れたのだ!




マジでびっくりだ。


心臓がバクバクで喉から飛び出るかと思った。




部屋の中には自分しかいない筈の、第三者と視線が絡み合う。


分けが分からなくて、思考が一瞬にしてシャットダウンした俺。




「芹沢先輩?…おジャマします」


「………」



ダメだ…。


意味が分からねぇ---