いつの間に夜になっていたのか? 驚きながらこっそりと学園に戻れば、桐生さんの大きな気配を感じ取り驚いた。 桐生さんの気配のすぐ傍には、綾香の気配がある。 「何なんだよ一体?」 急いでその気配の元を辿って行けば、桐生さんが綾香を横抱きにしてどこかへ行こうとしているところだった。 「綾香ーーーーッ!!!」 桐生さんが綾香を、どこに連れて行こうとしているのかは分からない。 でも、親友と綾香が一瞬ダブって見えた俺は力の限り桐生さんに向かって走った。