「教・え・て・や・ろ・う・か?」 コイツ…、面白がってる? 睨みつけたらもう片方の手が私の顎を掴み上を向かせる。 そして髪を引っ張り私を立たせ、視線を合わせられた。 「…な、なによ?」 「フーン…、やっぱりさやかに似てるな」 「……ッ?か、母さんをッ…ンッ?」 桐生先輩の口から私の母さんの名を聞くとは思わなくて目を見開いた瞬間、唇を塞がれた。