【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



「……なッ!どこに行ったの?……ッ!?」




ダーーーンッ!!!


気がついた時には、視界が回転しながら地面へと転がっていた。




痛いなんて言ってられない---


攻撃を受け転がった私はすぐに立て直すと辺りを見回した。



………、…きたっッ!



シュンッ---


物凄いスピードで私へと迫ってきた黒い物体を紙一重で避けると、なんとか一回だけ攻撃を与えることが出来た。