【九門SIDE】 学校が終わってすぐ、いつもの待ち合わせ場所である地下の喫茶店でコーヒーを飲んで待っていた。 「………」 遅い…。 この場所に来てからかれこれ三十分が過ぎようとしている。 いい加減、もう帰ろうか--- そう思っていたところで、ようやく見知った人物が偉そうに歩いてきやがった。 もう少し急いできやがれ--- そう悪態をついたところでアイツは飄々とした態度で交わすだろうから一瞬で諦め、深い溜息とともにイライラも吐き出す。