「………っ?」 「…鏡夜」 時政先輩の唸るような声を効きながら後ろを振り返ると、オレンジメッシュの鏡夜先輩がなぜか私を後ろから抱きしめてきた。 …な、なに? 「鏡夜先輩?離れて下さい!」 「やーだね」 不敵に笑う鏡夜先輩に驚きつつ、取り合えず逃れようと軽く身を捩ってみたけれど全く離れてくれない。