「ちょッ、待って。退学って…」 「気になさらないで下さい。…今からわたくしも授業を受けようと思っていましたが、これから生徒会に行って参ります」 「しょ、章吾?!」 って行っちゃったよ--- まさか本当に退学にするわけないよね? うん、そんなはずない…と思いながらも不安になる。 良牙の意見も聞こうかなと横を見ると…、もう机に突っ伏して寝る体制に入っておりました。 「良牙…、寝るの?」 「あぁ…。起こすなよ」