【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



「うん」


そして沈黙が辺りを包む---




「失礼する」


私の前髪を上げた森里さんは私の顔を見た瞬間、驚いた顔をした。




「なに?」


「紅殿…、瞳の色が黒ではないか」


「あぁ…、そうだね」


「コンタクトだったのか?」