「森里さん?」 生徒会書記で玄武の森里章吾が、竹刀を構え立っていた。 何故、森里さんがここに? 「お前らなにをしている?」 竹刀を構えながら私を取り囲む人達を威嚇するように睨み付けている森崎さんの顔は、物凄く凄みがある。 そんな森崎さんを見た皆は、おびえた顔で一歩一歩と後ろに下がった。 「ヤベッ、生徒会じゃん…」 そんな中、私の腕を掴んでいた男が小声で呟く。 「何をしていると聞いたんだ」 「逃げろ!」 その場にいた内の一人が声を上げた。 途端、蜘蛛の子を散らすように逃げていく。