【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



その考えに行き着いた私はバッと身をひるがえし、会長のもとへと走った。




「おぃ、東條ッ?!」


机!


…と微かに聞えたけれど、そんな事よりも会長に会わなくちゃいけない。



会長は体育祭の後、全てを話すと言ってたけど私は今、知りたいのだ!




母さんの事を…、


今、すぐに---




早く…、


早く行かなくちゃ---




そうして辿り着いた場所は、生徒会がある棟の扉前だった。