それはきっと…、
あれかな?と、苦笑いした。
脳裏に甦るのは、昨日の体育祭実行委員会での出来事。
生徒会の皆と私のやり取りを見た生徒会ファンの人達から激憤を買ったんだろうな。
多分…、
ううん、絶対にそうだよね。
「生徒会役員の人達って人気があるでしょ?多分、私がその人達と親しげに話しているのがムカついたんじゃない?」
「…フーン。ま、気をつけろよ」
言われなくても分かってます。
「ありがと」
心配させてしまったようなので、素直にあやまった。
そんな私を見て、何故か眉間にシワを寄せる。
お礼を言ったのに、なんでよ?
納得いかないけど、まぁいっか。
それよりも下駄箱にイタズラをされたと言う事…、は---



