【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



二人を助け出す事が出来なかった事に唇をかみ締める。




ポタッ…---


唇から滴り落ちる血の雫に気にする事なく、蓮と一緒に建物内を走りぬけ外へと出る事に成功した。




…が、外には多くの黒服を着た男達が待ち構えている。



そんな事はすでに分かっていた。



それでも俺達は逃げなくては---





いや…、


俺は、か---