【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



脳裏にあの忌々しい記憶が一瞬蘇ったところで、良牙の足音ですぐに現実へと戻された。




ザッザッザッ…---


遠ざかっていく足音を聞きながら、消えゆく背の主の事を考える。


良牙は今だ苦しんでいるのか?




そして俺も…。




苦しみは、


いつ癒えるのだろうか---



  【金獅子SIDE END】