「ピェー…」 会長との戦いを終えたのが分かったのか飛翔がまた、鷹専用のグローブに乗りそして私に撫でろと催促してきた。 …が、私の指が動くことはなかった。 諦めたのか飛翔は、私の指に擦り寄って自ら気持ちよくなろうと顔を動かしているのが何となく分かる。 「…お前は何を知っている」 「何も…。何も知らない」 だからここに来たの--- そう続けようとしたけれど、声には出さなかった。 「…そうか」 会長が私の言葉に頷く。