壁の鏡が全てレースのカーテンで覆われているのだ。 いつの間に? 「綾香、ビックリしたでしょ?壁中、鏡だらけで」 「あ…、はい」 そりゃもう、びっくりするするくらい目が痛かったです。 苦笑いしている私に再び芹沢さんが話しかけてきた。 「ボタン一つで壁一面にカーテン引けちゃうんだよね」 「そうなんですか…」