みんな何気に動きが英国の貴族と言ってもおかしくない程の洗礼された動きなのだ。
そんな生徒会の人達の中に私と良牙がいると、異質な感じがして申し訳なく思ってしまう。
「綾香…、こっちへおいで」
時政先輩の声で、ボーっと生徒会室内を見ていた私は呼び戻された。
呼ばれた場所は、ちょっとした応接室?
朱色に金の刺繍の入った衝立の内側には長テーブルがあり、それを挟んで三人以上座れるソファーが左右に一つずつと、手前と奥に一人掛けソファーが一つずつ置いてある。
向かって左ソファーに双子会計が、奥の一人用ソファーには芹沢先輩が座った。
そして手前のソファー横では時政先輩が、私に座るよう手で促していた。



