【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



「う…わぁー---」


生徒会室に入った瞬間、大きく目を見開いた。


口なんてビックリしすぎて開いたままだ。



それよりも…、


私はどこの国のお城に迷い込んだのでしょうか?



そう思ってしまうくらい、この学園の生徒会室は凄かった---




まず、私を出迎えたのは大きな両扉。


重い重厚なこの大きな扉にかなり驚いていると、時政先輩がゆっくりと扉を開けていった。



扉が開くと共に眩いばかりの光が私を襲い、目が痛い。



ダメだ…、

目を開けてられないよ---



それでも暫くすると目が慣れてきたのか、少しずつ目を開けることが出来た。



「………ッ!」


扉の開いたその先を見て、私の瞳は眩む光もなんのその。


瞳がばっちりと見開き、そして冒頭に戻る。