冷静な顔をしている蓮も、実はこの様子にはかなり驚いているとみた。 なんかスッゲーおもしれーもん見たな…と、隣にいる青治を見る。 すると青治も、ニヤリと俺に向かって笑いかけてきた。 「朱利…」 「うん、分かってる」 口元に笑みを浮かべながら、もう一度あの女を見た。 時政がこっちに向かってくるのが見えるが、今だ俺の視線はあの女に釘付けだ。 鏡夜もすぐにこちらへと戻ってきた。 チラリと席に座った鏡夜を盗み見る。 鏡夜の視線の先はその女にずっと向かっていた。 そして時政も---