まだまだ…、だね? 互いの拳を交わすうち、徐々に私の打撃が多く繰り出され大男の分が悪くなってくる。 焦る相手の顔にニヤリと笑って見せた。 「クッ…」 「…これで終わり」 大男の顔が歪んだと同時に隙を見せたヤツの腹に、素早く大きな蹴りを入れる。