自分の事を棚に上げそんな事を思っていると、だんだんと近づいてきた人影が徐々にその姿を顕にする。 あれは、副会長。 たしかチーム内で時雨と呼ばれているんだっけ。 それにしてもなぜ、彼が今時分こんな所にいるの? 「そこにいるのは誰だ?」 あまり人に見られたくないからどこかに隠れようかと思案し始めたその時、彼が私の存在に気付いてしまったようだ。 かけられたその声に戸惑い、躊躇している時だった---