身体を起こす事なくソファに横になったまま、乱雑にスマホを取る。 プツッ--- 繋がった通話に一拍置いてから口を開いた。 「…はい」 「綾香、元気か?」 「隆之…さん」 電話の主は私のお母さんの弟であり保護者でもある、東條隆之だった。 優しく穏やかで安心感のある、隆之さんの声に気持ちが一気に浮上した。