可哀想なことに、
黒ずくめの人たちはすっごく震えている。
………まぁ、学園を破壊したんだから、
自業自得だけど。
「………よし、天斬。一度止めてくれ。」
雷を落とし続けている雷君にそう言うと、
柊先生は黒ずくめの人たちに向けて、
背筋が凍るような笑みを浮かべた。
「いい加減、情報を吐く気になったか?」
すると、勇敢にも1人の黒ずくめの人が
立ち上がり、ツカツカと近くに歩いてくる。
………といっても、檻の中だから
すぐに立ち止まることになったけれども。
そして、何とも上から目線で話しだした。
「い、言ってやるよ!
言えばいいんだろ、言えば!!
有り難く思え「うるさい。」」
ドオオオオォォォンン!!!
珍しく雷君が言葉を発したかと思ったら、
もう何発目か分からない稲妻が再び落ちた。
「ひっ………あっ……うわぁっ!」
さっきまでの強気は何処にいったのか、
偉そうだった男は、尻餅をつきながらも
慌てて後ずさる。
………私たち5人は何も言えずに
ただ、その光景を見てるだけだ。
唖然としている私や氷華、
イラついているように見える火焔など
反応は様々だったけれど。
