すると、白虎が歩いた後は
湖の水が凍っていく!
白虎は、まるで水と戯れているかのように
湖の上を飛び跳ねている。
氷華………。
ホント、流石としか言い様がないよ。
………Bクラスにいるのが、不思議なぐらいに。
「さぁてっ、ラスト行くよ!」
そう言うが否や、氷華の手が
再び素早く動く。
その動きと連動して、
白虎は湖の中心に向かい、
ゆっくりと歩みを進めていく。
その後、中心に来ると、
クルッと大きく空に向かって一回りする。
そして、回転が一番高い位置にくると
バンッと弾けとんだ。
「「「わ、わああああ!!」」」
白虎の爆発によって生まれた衝撃が
私たちに直撃した!
あまりの驚きに、
三人で情けない叫び声をあげてしまった。
