Bクラスで、青眼ということを告白した
次の日。
ただいま、職員室前に居ます。

はぁ………。
昨日、あんな威勢よく言ったけれど
やっぱり嫌だな……。

勇気が出ずに、扉の前を歩き回る。

……でも、頑張るって決めたんだから!!

そう思って、扉に手をかけると
私が開ける前にガラッと開いた。

「おう、雷風!
もう来てたのか!!」

「………おはようございます、柊先生。」

分かってると思うけれど、
扉を開け、私に満面の笑みを見せているのは
柊先生だ。

私は、しぶしぶ挨拶をしながら
柊先生に話かける。

「先生……やっぱり、Bクラス「無理だな。」
ですよね……。」

私の最後の悪あがきを
先生は、ばっさりと斬った。

即答すぎっ!
………せめて、最後まで聞いてよ!!

なんて、心の叫びが届くはずもなく。
柊先生は、Aクラスについての話を始めた。

「Aクラスのことで、何か知っていることは
あるか?
そこについての説明は省くぞ。」

私は何も知らなかったため、
首をフルフルと横に振る。
すると、柊先生は目を見開いた。

「え?本当に何も知らないのか?」

うん。興味無かったからねー(笑)
てか、普通は知ってるのかな?

「ま、まぁ。そういう奴もいるよな……。」

先生は苦笑いをしながらも
Aクラスについての説明を再び始める。