中に入ると、豪華としか言いようがない
部屋が目に飛び込んできた。

うっわ……。
うわさは、本当だったんだ……。

大きなシャンデリアに、真っ白なソファー。
大型テレビまである。
ここ……ホントに学校?ってぐらい凄い。

「すみません……お待たせしました。
雷風、こっちに来い。」

先生が、誰かに話しかけた後、
私を手招きする。

って、あれ?
誰か居たんだ。全然、気付かなかった(笑)
ま、私に背を向けるようにして置いてある
ソファーに座っているみたいだから、当然か。

「失礼します…………!?」

私は、客人の向かい側に座って、
顔をあげると、良く知っている人物が
そこに座っていた。