「さっきの……
なんか、スターが暴走したみたいで。
自分じゃ止めらんなかった。」
だから、サンキューな。
もう一度そう言う火焔に、
私と氷華は微笑みかけ、言葉を発する。
「もうっ。火焔が、反省するなんて
らしくないなぁー!」
「迷惑かけるのは、お互い様ってね。」
わたし達の言葉に、
火焔は驚いたように目を見開いた後、
ニカッと笑った。
「やっぱ、お前らサイコーだわ。」
「当ったり前じゃん。
何年来の付き合いだと思ってるの?」
火焔の言葉に即座に切り返した私。
その瞬間、火焔と氷華は吹き出し、
音色と大地君はその光景を見て
穏やかに微笑んでいた。
すると。
「あー………お前ら。
悪いが、尋問を始めたいんだが。」
わたし達より少し遠くに立っている
柊先生が、困ったような声音で
話し掛けてくる。
あっ!!
当初の目的、忘れてた……。
てか、黒ずくめの人たちは大丈夫なのかなぁ?
そこまで考えた私は、
クルッと檻がある方に振り返る。
しかし、そこには当然檻は無く。
ただ黒ずくめの人たちが怯えたような目で
此方………というより、火焔を見ている。
「あ、ありえねぇ………。」
「死ぬかと思った……。」
1箇所に集まり、
ブツブツと何かを呟いているみたいだ。
