〔疲れたなら、私を頼って?
私に甘えていいよ?〕



へへっと得意げに笑う彼女。


俺はその言葉にドキッとした。






なんていうか、のどの奥が熱くなる感じ。


…なぜか。




────ギュッ。




思わず隣に座ってる花音をと抱きしめていた。




「…………」




ドキドキとする。



静かな2人きりの空間。