〝優くん〟 〝優くん〟 のどの奥が震える。 ドキドキとする心臓の音……。 そんな音すら、かき消すくらい……。 「 ──優くんっ!!!」 神様は奇跡をくれた。 君の名前を呼びたい。 想いが、言葉になるとき… 声になる。