【完】君ノート





───────────。




「…………っ」


重たい瞼をあける。




そして思わずハッとした。


今、何時!?


そう思って、顔をあげた。





すると……。



「あっ。おはよ。……じゃなくて、こんにちは。か」




時計を見るよりも、目の前の人物に驚く。



私の前の席の椅子に座って、私を見つめていたのは、


いつも私の後ろの席にいる、沢田くんだったから。




〝なんで?〟って聞きたくても、声がでない。



でも、私の戸惑いを察してくれたのか、沢田くんは笑って口を開いた。




「体育祭の実行委員。結構前に終わったよ。
んで、教室戻ってきたら、木崎が寝てたから見物してた」