そして誰もいなくなった階段は、シーンと静まり返る。
あの教室に行っても、ピアノを聴いてくれる優くんがいないため、行く気になれなかった。
……どうしよう。
優くんを待っててもいいかな?
おこがましいかもしれないけど、そうしよう!!
私は自分の教室に戻って、自分の席についた。
まだ残っていた生徒も、次第に減っていき、私ひとりとなる。
時計を見て、何時に終わるんだろうなー?って気にかける。
空は太陽が照っていて。
日当たりのいいこの席がポカポカと気持ちいい。
昨日眠れなかったってこともあり、ちょっとだけ眠くなってきちゃった。
少しだけ、寝ちゃおう。
12時になった時計を見てから、机に伏せて、静かに目を閉じた。


