先生が出て行った途端、ガヤガヤと騒ぎ出す教室。 そんな中、私はすぐに立ち上がって教室をあとにした。 3階にある1年生のクラスから、2階へ…。 階段をおりていき、1階の花壇の近くにあるあの教室へ。 まっすぐに向かう。 「花音?」 後ろからそんな声が聞こえて。 大好きな声が聞こえて。 立ち止まって振り返ると、優くんがいた。 教室に行く前に、優くんに会えちゃった。