翌日のお昼休み。 いつものように、私は光莉ちゃんと愛花ちゃんと3人でお弁当を食べていた。 「ねぇねぇ、田中さん?」 大好きなウインナーを箸でつかみ、口に放りこもうとしたその時。 後ろから肩をトントンと叩かれた。 「な、なぁに?」 私は少し咳き込みながら、首だけを斜め後ろに向ける。 「ふふっ、大丈夫?」 後ろに立っていたのは、同じクラスで私たちの委員長、小山さん。 どうやら私の肩を叩いたのは、彼女みたいだ。