「ほ……HR………」 愛花ちゃんが呆然とした表情で、一言呟いた。 HR………?………………あっ!! 「やばい、やばいよ、ふたりとも!」 何がやばいかって? 私たち、体育館から教室へ帰ってたんだよね? でも私たちが今立ってるのは、見事に誰もいない廊下。 教室に帰った記憶は……全くない。 ………ってことは、私たち3人ともいつの間にか歩く足を止めて、ここで話しこんでたんだよ。