「邪魔しに来てるの?ねぇ?俺達今練習してるの。あんな大声出してたら迷惑でしょ?練習してなくても迷惑だけど」

「ごめんなさい…」

先ほどの迷惑行為でお怒りになられた会長様に正座させられ、罵られてこうふ…お説教させられています。

あぁ、いい声だ…。じゃなくて。反省してます。


「旬も旬だ。お前も生徒会なんだから参加しろ」

怒りの矛先は先輩に向いた。よし。

「だってさ?俺不良じゃん?俺のこと怖いって想う奴山ほど居るだろうし。渚じゃねぇけど俺も邪魔だし?」


私じゃないけどって、おい。


「まぁ、確かに一理ありますね」

「…涼介」


涼くんは先輩が参加しないのに賛成なのだろうか。先輩の言葉に頷いている。


「ですが、逆に言えば怖がられなかったらいいんですよね?」

「?」