初めての接吻も、
初めての相手も、
全部貴方でした…。
幸せが続いて欲しい…。けれど、いつか壊れるかもしれない。
あたしはそんな恐怖と隣り合わせに生活をしていく。
「明菜…お願いがある…」
暗い部屋の中で、狭いベッドに寝転ぶ男女二人。我が身をさらけだし、全てを見せ合った二人。
そこに愛は必ずあっただろう。
光の温もりがあたしを癒していく。
「なに…?」
光に近づき、顔を見上げる。
その横顔は、真剣な表情をしていた。
「ずっと、オレのモノでいて欲しい…」
あたしも同じことを言うわ。
あたしのモノでいて欲しい。
「約束できるの?光。
奥さん…いるのでしょう?こんな関係…いつまで続くか…」
《分からないわ》と言う寸前に、唇が光に奪われた。
拒むことなんか出来ずに、光を受け入れる。
唇が解放されたあと、光はあたしをきつく抱いた。
「…オレは守れない約束なんかしないよ。明菜を絶対に幸せにする…命をかけて…」
この言葉を聞いたあたしは、また涙を溢した。
まさか、光がこんなことを言ってくれるなんて思ってもいなかったから。
一夜限りの関係だと思っていたから…。
嬉しい、嬉しいよ…。
あたしは永遠に貴方のモノになるわ…。
だから、ずっと愛して…。
この秘密の関係は三年続いた…。


