「ぶーんーちゃーん!」

「おー。雅也ー。」

家でゴロゴロしながらレポートを書いていると、雅也がやってきた。

「おじゃましまーっす。」

「どうぞー。」

「文ちゃん、それレポートしおる体勢やないで。」

「やって怠いんやもんー。お菓子食べる?」

「おん。」

ポテチの袋を差し出した。

「麦茶は勝手に冷蔵庫からとってやー。」

「おん。」