体操座りと救世主


なんだかんだで幸成くんの宿題を手伝うことになった。

「タケくんすごいなー。スラスラやん。」

「計算得意やからな。」

幸成くんに渡された数学の問題集を解いていく。

「タケ、別にええで。そんなん手伝わんで。」

戸上は早々に手を止めていた。

「兄貴もやってや!終わる気がせん!」

「まだ夏休み入ったばっかやん。」

「一週間で終わらせる。」

「無理だろこの量。」

「やから手伝ってや。」

そう言っている幸成くんはお菓子を食べながらテレビを見ていた。

「ほなお前もやれや!」

「さっきまでやりおって疲れたんやんか!休憩よ!」