体操座りと救世主


「「じゃあ、おやすみ。」」

「え、」

戸上が居ようが居まいが結局寝るんだな。

いつもは誰も座らない俺の前の席に戸上がいる。なんていうかこう…

「戸上、ごめんけど黒板見えんわ。」

「え、」

背が高い戸上の頭が邪魔で前が見えない。

「お前ほんとでかいなあ。」

「タケが小さいんやろ。」

「なんだと!」

「ははっ。」

ムカついたから背中を小突いた。