「なあーヨネー?」 「なんよータケさんー。」 「愛ってなんかなー?」 「はい?」 ケータイゲームをしていたヨネが怪訝な顔をしてこちらを見た。 一瞬考えた後、今度はニヤニヤしている。 「なんー?タケさん恋でもしたん?」 「違うー。なあ、なんやと思うー?」 「そやなー…うーん…」 腕組みして考え出したヨネ。真剣に考えてくれるのだろうか。