体操座りと救世主


「そうだ!日野って、戸上の家わかる?」

「おん。知っとるよ。うちからチャリで10分くらい。」

「教えてくれん?」

「どしたん?」

「ちょっと話したいことあるんよ。」

「今日は戸上休み?」

「…おん。」

日野は地図を書いてくれた。

「でかい家やけん、すぐわかると思うけど、俺も行こうか?」

「いや、大丈夫やと思う。ありがとう。」

紙を折り畳んでポケットに入れた。