体操座りと救世主


翌日。

戸上は学校に来なかった。

俺のせいかもしれない。いや、きっと俺のせいだ。

「はあ。」

小さくため息。

「今日戸上くんいないね。」

愛ちゃんの言葉に余計凹む。

「大丈夫だよ。カップ麺のお湯がかかったくらいでそんなひどい火傷にならんよ。今日戸上くんおらんのはタケくんのせいじゃないって。」

愛ちゃんは知らない。理由は火傷なんかじゃない。

「ありがとう、愛ちゃん。」