翌日。 積雪によって電車は止まったままだった。 だけど父さんが仕事に行くついでに戸上の家まで車で連れていってくれた。 「おはようございまーす!」 玄関の前で叫ぶが返事はない。 「…あれ?」 珍しく鍵もかかっている。 「ごめんくださーい!竹崎ですけどー!すみませーん!戸上ー!」 どれだけ呼んでも誰も出てこない。